システムダイナミクスで経済分析

システムダイナミクスで経済と企業を分析し投資でサラリーマンから自由人への脱却を目指す日々を綴る

今後EV自動車が主流になるのか?

結論から言うと、個人的には主流になっていくと考える。

 

理由は

  • コモディティ化する可能性が高い
    →今後先進国よりも新興国の車の販売台数が伸びると思われる。そうした場合今までの機械式で、長年技術集約されたガソリン車よりもEV車の方が参入しやすく、コモディティ化されコストを抑えた開発が可能になるのではないかと思う。
    ※パソコンでいうIBMからDELLへの世代交代のようなことが車でも起こるのではないかと思う。
  • 自動運転(AI・ソフトウェア制御)との親和性が高い
    →電子的な細かい制御は、機械式のガソリン車よりもEV車の方が行いやすいと思われる。

特にAIに関しては、少子高齢化、人口減少の日本においては働き手を確保するという観点からも需要が高まると思われる。これらの流れに加え、各国のガソリン車規制の追い風に乗ってEV車は今後の主流になると、あくまでも個人的な主観ではあるが考えている。

 

但し、EVのデメリットも多々ある。

  • 充電に時間がかかる
  • バッテリーの劣化が激しい。巡航距離は、2万km走ると約半分程度になる等。
  • ガソリン車に比べると高い(新型日産リーフが315万円)

但しこれらのデメリットは今後以下の技術やパラダイムシフトにより改善されていくと思われる。

  • 全個体電池
  • ワイヤレス充電
  • 車に対するパラダイムシフト(所有するから共有するへ)

デメリットを軽減させることが可能であれば、ガソリン車である必要性はそれほど多くはないのではないかと思われる。

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